お電話は0980-48-3933までお気軽におかけ下さい
今年のノーベル文学賞にボブディラン氏が選ばれたニュースのおかげで、朝からノッキングオンヘブンズドアが3回位ラジオから流れており、久々にディランモードです。
僕の中ではライクアローリングストーンのイントロ聴くと、未だに時間が止まる感じです。
賛否両論あるようですが、ご本人が生きているうちに受賞できて良かったのではないでしょうか。
ただ、数年前にディラン自身が現代の流行音楽に魅力がなく、もし現在に生まれていれば数学者か建築家になっていただろうと事ですが、
現在の音楽で聴いている曲はなんなのか知りたい所です。
現代音楽の中で、近頃凄い復活をしたのが宇多田ひかるさんですが、
10年位前の「トラベリング」という曲に夢中な私です。聴いているうちに以下の歌詞に気付きました。
風にまたぎ月へ登り 僕の席は君の隣
ふいに我に返りクラリ 春の夜の夢のごとし
波とはしゃぎ雲を誘い ついに僕は君に出会い
若さ故にすぐにチラリ 風の前の塵に同じ
そうなのです、平家物語の歌が入っているのです。
鎌倉時代の平家物語の歌と、平成の歌が別の角度でコラボする素晴らしさ。。。
平家物語の歌に合わせて詩を作ったのでしょうが、それがさらに音楽とコラボして全く新しい形になるという。
700年前の方々もまさかの出来事でしょう。
平成という時代のポップチャートで再度この歌が蘇るという、奇跡に近いロマンを感じます。
なんていう事を中3の息子にさんざん熱弁した後、息子が宇多田ひかるを知らないという事実。
これまたディランに戻り、The Times They Are A-Changin’(時代は変わる)をまざまざと感じる次第なのです。
まさに、時代は変わるし、諸行無常の響きあり、です。
とにかく今夜はウィスキー&ボブディランな夜にします。(何故にウィスキーって感じですが)
玉城でした。